うつ病のセルフケアと予防,こころブログ

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ストレスなどがかかって精神的な不調が続くと,うつ病にまで悪化してしまう場合があります。また,抑うつ症状がある程度改善しても,思いグセというか心理的な習慣が変わらないままだと,再発する危険性があるので,セルフケアと予防について書きます。 ...

こころブログ,双極性障害を深層心理学的にみる

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前回,双極性障害における「ハイドリーム」と「ロードリーム」について書きましたが,両方に「自己愛」が関連していると言えます。「自己愛」の揺れが,気分の波と連動していくので,健全な「自己愛」を育むことがカウンセリングでも重要になります。

こころブログ,双極性障害を深層心理学的にみる

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双極性障害では躁状態の極とうつ状態の極の二極があり,深層心理的には二つの極の自己イメージを扱うことが大切になります。プロセスワークの,「ハイドリーム」の「ロードリーム」と呼ばれる無意識レベルのイメージにまで深めるアプローチも重要です。 ...

こころブログ,双極性障害を深層心理学的にみる

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双極性障害の気分の波を乗りこなす「波乗り」というのは,気分の波を全体的に俯瞰できる感覚を身につけることが重要です。本来はその感覚をもっているはずなのですが,気分の波が不安定になったことで見失っているので,取り戻すという方が適切ですね。 ...

こころブログ,双極性障害を深層心理学的にみる

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双極性障害は,躁うつ病とも呼ばれますが,気分の波があり,上がったときが躁状態,下がったときがうつ状態となります。躁状態の方が,思考や行動面の逸脱はあるものの,気持ちも高まり元気なので,躁状態の方に健康な自分の基準を置きやすくなります。 ...

こころブログ,双極性障害を深層心理学的にみる

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双極性障害には,Ⅰ型とⅡ型がありますが,いずれも薬物療法とカウンセリングの併用が重要になります。Ⅱ型のカウンセリング経験が多いため,このブログでは基本的に,躁状態が比較的マイルドなⅡ型について,深層心理学的な視点で書いていきます。

うつ病を深層心理学的にみる,こころブログ

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前回,トラウマ的な体験による自分自身への「怒り」が,「解離」という防衛機制につながると書きましたが,「解離」が起きると「怒り」が切り離されたようになり,他の理不尽な場面でも「怒り」を感じることができなくなっていることが多くあります。

うつ病を深層心理学的にみる,こころブログ

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感情の表出によるトラウマ体験,例えば「怒り」を表出して大変なことになった場合など,「抑圧」がかなり強力なケースがあります。それが,大切な何かを守れなかったという自分自身への「怒り」になっていることもあり,それもうつ病に発展していきます ...

うつ病を深層心理学的にみる,こころブログ

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うつ病の背景に,「怒り」などのネガティヴな感情があって「抑圧」されている場合に,無意識下にある「怒り」に気づくというのは,基本的な深層心理学的アプローチです。もうひとつ,「抑圧」が何を守ろうとしているのかも重要なポイントになります。

うつ病を深層心理学的にみる,こころブログ

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前回,うつ病の背景には,「怒り」の「抑圧」があると書きました。「怒り」のエネルギーはかなり強く,それを「抑圧」するにも相当のエネルギーが必要です。これらは無意識の領域で拮抗し,かなりの心のエネルギーを消耗して,抑うつ状態を生じさせます ...